食用として使われた動物の副産物である本皮を有効利用しています。

「環境に適したサステナブル(持続可能)なモノづくりを目指して」

皮革産業は、革をとるために動物を飼育・屠殺しているわけではありません。
食用として使われた動物の副産物である本皮を有効利用しています。

昨今の使い捨ての大量消費社会を見直し、地球の未来を考えるとき、本革ほど環境に適したサステナブル(持続可能)な素材はありません。

丹念に手入れすることにより一生モノになる本革は、まさに日本古来のエコ文化「もったいない」の象徴です。



セミアリニン仕上げで均一な色目ながら革本来の表情を生かした自然な風合いに



シンプルでナチュラルな風合いのデイリーバッグ
リーブルの革は、栃木と並んで有名な皮革産業地域・姫路で鞣された牛革を使用。

タンニンとクロムのコンビ鞣しによって、革に独特のコシと程よいしなやかさを持たせ、セミアリニン仕上げで均一な色目ながら革本来の表情を生かした自然な風合いに仕上げています。

また、鞣しの加脂(かし)工程で加えるオイル量を抑えているため、見た目より軽いのが特徴です。

リーブルのバッグは3型を展開。
カラーも3種取り揃えました。

日本の革鞄職人が細部にまで拘り、革の特性を活かしながら丁寧に仕立てたリーブルシリーズは、大人のオン/オフどちらのシーンでも気兼ねなく使える、シンプルでエレガントなシリーズです。

黒桟革は、今でも最高級の剣道の防具に使用されるほどの希少な純国産の素材



「革の黒ダイヤ」。
戦国時代の甲冑に使われた革を現代風にアレンジした逸品 「極」シリーズ

キプリスコレクション「極」シリーズで使用される「黒桟革(くろざんがわ)」という革素材は、戦国時代の武具・甲冑に使用されていました。

その黒桟革は、今でも最高級の剣道の防具に使用されるほどの希少な純国産の素材です。

国産黒毛和牛の原皮をメーカーの坂本商店が姫路の伝統的ななめし技法「白なめし」で仕上げ、さらに染色後に革の自然なシボの上に漆を塗り重ねる工程を幾度となく繰り返すことで、しなやかで日本刀の刃も通さぬ強靭さと本漆の美しさを併せ持った逸品です。

この「極」シリーズは、革の吟面に漆を塗り硬化する過程で収縮することで、大きく独特なシボがさらに浮き上がり、漆の光沢に深みを増しております。
手揉み革では表現できない大胆なシボと、古くから伝わる伝統技法を活かした天然皮革の魅力を引き出す技術が結集した素材です。