iPhone7(A1779)のバックライト復旧 主にバックライト系の回路の単独の故障

iPhone7(A1779)のバックライト復旧<

こちらのiPhone7は表示が出ないとの事で修理の御依頼が有りました。早速、動作の確認です。

パネルが黒で少々判りづらかったのですが、なにやらうっすらリンゴが見えておりました。

確認の為、テスト用のパネルに付け替えてみましたが、結果は同じでした。
早速基板を本体から慎重に取り出して詳しく調べて行く事にしましょう。別電源を接続して、動作電流を確認します。

今回のiPhone7の起動時の電流値はほぼ正常でしたので、今回の故障は主にバックライト系の回路の単独の故障と思われます。
基板が映っている写真の箇所を重点的に調べた結果、2個のチップ部品が不具合を起こしておりました。
結果、チップ部品2個がオープン状態になっておりディスプレイに電力が供給できない状態でした。
テスト用と修理品の両方のパネルで動作確認を行い2枚とも、正常に動作出来ました。
仮組状態で一通り動作確認し、特に不具合が確認できませんでしたので慎重に本体に基板を戻すことにします。

旧 iPhone SE(A1723)原因不明で電源が入らない本体の電源復旧

旧 iPhone SE(A1723)原因不明で電源が入らない本体の電源復旧

基板の表裏全体に繋がっているチップがあり、見た目では焦げている部分も変色も見つからず。
一つ一つのチップにテスターを使用して電流の流れる値を確認していくことになりました。

こちらの写真の中に壊れたチップが隠れていました。
かなり拡大して確認するとほんの微かに変色が見られましたが肉眼では見えない程度の変色で「ここ!」と断言できるような状態ではありませんでした。

正しい数値が測れないことが判明しなければ見た目ではスルーしてしまうことでしょう。

数値でショートしていることが判明したチップを取り外し、再度数値を計測して回路が修復されていることを確認、問題が無い状態になったら電源と基板、フロントパネルのみで起動するか確認します。

基板背面の剥がしていた基板を保護する為のメタルプレートを基板に取り付けてから本体に基板を戻して修理完了です。

フロントパネル交換では直らないタッチパネルの故障は基板修理が必要

iPhone/Androidデータ復旧・基板修理サービス

タッチパネルが反応しない

フロントパネル交換では直らないタッチパネルの故障は基板修理が必要です。

他店で直せないと言われた

「基板の問題で修理出来ません」「部品の問題ではない」と言われてしまった際は、FIREBIRDにお任せ下さい。

液晶画面が暗い

薄っすらと画面は点いているようだが、ほとんど何も見えない。液晶交換しても画面がほとんど見えない状態。