導入企業 株式会社カカクコム 食べログ本部 

ロトタイプは関係者全員に共有。Prottは工数削減に欠かせないツール

井戸 全てプロトタイピングしていると時間がかかるので、使用するプロジェクトはある程度絞っています。ユーザーの体験が大きく変わりそうなプロジェクトでは使うようにしていて。その場合はプロトタイピングをする前に、まずユーザーシナリオを作成します。その後、画面遷移に沿ってワイヤーフレームを作っていき、関係者に共有して問題がないか確認するようにしています。

「これでいこう」という共通認識がとれたら、一つひとつのワイヤーフレームにデザインを肉付けしていき、再度Prott上で触ってトランジションなどを確認し、実装に移っていくという感じです。

──理想のデザインプロセスですね!関係者でのレビューはどういった職種の方まで含まれてるんですか?

井戸 理想はProttのコメント機能を使って、職種に関係なく共有できればいいんですけど……。アカウントを持っているのはデザイナーだけなので、実機を持って企画、エンジニア、デザイナーの関係者全員にミーティングで説明するといった感じです。

プロトタイプは説明するだけでなく、実際に触ってもらわないとダメだと思うので、レビューの場はデザインが完成した段階でなるべく設けるようにしています。

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導入企業 株式会社ファミマ・ドット・コム

ファミマ・ドット・コムさんでは『Famiポートアプリ』の開発にあたり、立ち上げ段階からProttを活用してワイヤーフレーム制作・プロトタイピング・ユーザーテストまで行っていたそうです。

今回は、開発プロセスの中でProttがどのように使われたのか、どんなところにメリットを感じていらっしゃるのか、そしてProttを通して得られた嬉しい体験などについてお話しいただきました。

Prottはまさに欲しかったサービスだった プリペイド(電子マネー)購入やファミマフォト(写真プリントサービス)、あとはファミマ買い取り便(ゲーム/DVDの買取)の申し込みなど、ファミリーマートでの買い物を便利にするアプリです。

店舗に置いてあるFamiポートでしか操作ができなかったことをアプリでもできるようにしようというのが着想のきっかけでした。もちろんFamiポートも現役ですが、誰でもスマートフォンを持っている時代なのでアプリでできたら便利だと思い、昨年の9月にローンチしました。

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