導入企業 KDDI デザインプロセスが変わってきた

Prottの導入によって起こった社内の変化

自分は企画で、吉田と柳井は開発なのですが、企画と開発ってどこか相対するようなところがあって……。企画は企画で何パターンも試したい、色々と挑戦してみたいし、試行錯誤したい。

一方で開発は完璧なもの、高品質なものをユーザーに届けたい。

Prottを導入する前は「いくつかデザイン案を見たいから、数パターン作ってよ」と依頼し、開発側から「数パターンも作るのは嫌だ。

先に決めてくれ」というやりとりがありました。
ただProttを導入してから、企画側で試行錯誤し、その結果を開発側に依頼できるようになり、デザインプロセスが変わってきたかなと思います。

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ロトタイプは関係者全員に共有。Prottは工数削減に欠かせないツール

井戸 全てプロトタイピングしていると時間がかかるので、使用するプロジェクトはある程度絞っています。ユーザーの体験が大きく変わりそうなプロジェクトでは使うようにしていて。その場合はプロトタイピングをする前に、まずユーザーシナリオを作成します。その後、画面遷移に沿ってワイヤーフレームを作っていき、関係者に共有して問題がないか確認するようにしています。

「これでいこう」という共通認識がとれたら、一つひとつのワイヤーフレームにデザインを肉付けしていき、再度Prott上で触ってトランジションなどを確認し、実装に移っていくという感じです。

──理想のデザインプロセスですね!関係者でのレビューはどういった職種の方まで含まれてるんですか?

井戸 理想はProttのコメント機能を使って、職種に関係なく共有できればいいんですけど……。アカウントを持っているのはデザイナーだけなので、実機を持って企画、エンジニア、デザイナーの関係者全員にミーティングで説明するといった感じです。

プロトタイプは説明するだけでなく、実際に触ってもらわないとダメだと思うので、レビューの場はデザインが完成した段階でなるべく設けるようにしています。

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